皆さんこんにちは
早川です。
秋も深まり、モミジ狩りを楽しめる季節になってきましたね。
さてここで疑問が
紅葉シーズンを迎えると、どこからともなく湧いてくる
「モミジ」と「カエデ」の違いは?
皆さまきちんとお答えできるでしょうか?
私もまったくわからなかったため、今回調べてみることにしました。
いつも私が愛用しているサイトより引用させて頂きました
モミジを漢字で書くと「紅葉」が一般的ですが「黄葉」と書く場合もあり、
この場合は字が示す通り、赤く染まる葉を「紅葉(こうよう)」、
黄色に染まる葉を「黄葉(こうよう、おうよう)」として区別します。
なおこの場合、褐色に変化する葉は「褐葉(かつよう)」と呼ばれます。
ただ実際には、これらを総称して「紅葉(こうよう、もみじ)」と呼ぶのが一般的となっています。
この説明からも分かる通り、「もみじ」という言葉は本来 “特定の樹木の名称” を表す言葉ではなく
“葉が色づいた状態” を表す言葉。「もみじ」の語源が「紅葉する」の意の
「もみつ」という動詞であることがその裏付けと言えそうです。
ここで、「もみじ」は状態のことを指すのであって名称ではない。
と断言できれば話は早いのですが、
○○モミジ(イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど)という名で親しまれる樹木が存在するのも事実。
ですので、もう少し掘り下げます。
少々話が飛躍しますが、生物学における生物の一般的な分類は、
ドメイン ⇒ 界 ⇒ 門 ⇒ 網 ⇒ 目 ⇒ 科 ⇒ 属 ⇒ 種 と細分化されるわけですが、
ここで「ヒト(人間)」と「イロハモミジ」の分類をみてみます。
分類 ヒト(人間) イロハモミジ
ドメイン 真核生物(⇔細菌) 真核生物(⇔細菌)
界(かい) 動物界 植物界
門(もん) 脊索動物門 被子植物門
網(こう) 哺乳綱 双子葉植物綱
目(もく) サル目 ムクロジ目
科(か) ヒト科 カエデ科
属(ぞく) ヒト属 カエデ属
種(しゅ) ヒト イロハモミジ
<補足>
※ヤマモミジ、オオモミジもそれぞれカエデ科カエデ属の植物です。
※モミジ科やモミジ属という分類は存在しません。
※イロハモミジはイロハカエデとも呼ばれます。
これでほぼ結論が出ましたね。
「○○モミジ」と呼ばれる有名な樹木はカエデの一種である と。
というわけで、「モミジ」と「カエデ」の違いは?と尋ねられた際の回答例としては…
便宜上カエデのことをモミジと呼ぶことはあっても、
生物学上で厳密に言えば単に「モミジ」という「種」の植物は存在しない。
あるいは、
葉が赤や黄色に変わる樹木すべての総称が「モミジ」。カエデはその中の代表的な樹木の1つ。
といったところでしょうか。
・・・
ちなみに、「カエデ」の語源は「蛙の手」(蛙手→カエルデ→カエデ)、
「イロハモミジ(イロハカエデ)」は、
7つに分かれた葉がイロハニホヘトと数えられることに由来すると言われています。
そして、このイロハモミジ(イロハカエデ)の紅葉が、他の樹木の紅葉に比べ特別に美しいことから、
「モミジ」の代表格として親しまれるようになったようです。
これさえ知っていれば、お子様や同僚、友人などに
自信を持ってネタ披露できますね
さてさて、紅葉を目で楽しみながらも今週末より
目で見て、体感してお楽しみいただける2つの物件をご案内させて頂きます。
グランドヒルシリーズ夏見台2丁目~夕日の丘~
週末土・日 現地説明会開催
https://www.best-h.co.jp/bk/bb/20000062828/44480/
グランドヒルシリーズ フォレスト習志野Ⅴ
週末土・日 現地説明会開催
https://www.best-h.co.jp/bk/bb/20000068237/44480/
皆さまのお越しをお待ち致しております